2023年最新版バンコク初心者と大学生必見!詐欺ぼったくり注意点まとめ
2023年最新版バンコク初心者と大学生必見!詐欺ぼったくり注意点まとめ
タイは世界中の人々を今も昔も魅了し続ける世界でも有数の観光国として知られています。
その中でもとりわけバンコクはあらゆるジャンルのニーズも網羅し海外からの観光客の心を捉えて止みません。
そんなバンコクで楽しく快適に過ごす方法を特に初心者、学生向けに出来る限りお伝えしたいと思います。
1. 空港でまずするべきこと
まずは旅行者の多くの方が訪れるバンコクの玄関口=空港
バンコクにはふたつの空港があります。
■スワンナプーム空港
ANA(全日空)、JAL(日本航空)、タイ航空など大手キャリアの航空会社の発着便を主要とする空港。
2022年コロナ以降、ジップエアやエアアジアなどのLCCもスワンナプーム空港発着となっています。
■ドンムアン空港
エアアジア、スクート、ノックスクート、タイライオンエアなど最近主流となりつつあるLCC専用空港。
空港に着いたらまずは現地通貨タイバーツが必要になります。
通常バンコクの空港内の両替所はバンコク街中と比べて両替レートが非常に悪いです。
例えば空港で両替すると街中と比べて1万円両替したとして200バーツ(700円)の差損が出ます。
ですがスワンナプーム空港の場合、地下1階エアポートレールリンク(空港電車)管轄エリア内にある両替所は実は街中と比べても遜色ないくらいレートが良いのです。
一方、ドンムアン空港には今のところ極端にレートの悪い両替所しか存在しないのでバンコク中心部に移動してから両替するのがベストです。
とは言ってもタイバーツを持たずに中心部までの移動は困難なので空港で最小限の両替をしてから例えば公共交通機関で移動の場合、空港バスでBTS(高架鉄道)モーチット駅まで移動するとモーチット駅改札脇にオレンジ色の看板で有名なスーパーリッチ(両替所)がありますのでそこで両替するのが良いでしょう。
あると便利
空港でSIMカードを購入する場合は設定が面倒なこともあるので必ず店員に全て設定してもらうようにしてください。
2. 空港からの移動手段は?
各空港からの移動の場合、公共交通機関の他にタクシーもありますが未だに空港発のタクシーでも圧倒的にぼったくりが横行しています。
バンコクの全てのタクシーにはメーターが装着されていますがメーターを回さないドライバーも少なからず(かなり)います。
通常はどちらの空港からでも当宿まではメーターで約200バーツ、高速代が別途100バーツ前後、空港発の場合空港利用料50バーツで移動出来ます。
最近だとGrabタクシーやGrabバイクを使うのが確実で安全で割安なのでアプリを入れて使うとこちらもかなり有効です。
日本で利用するタクシーに比べると格段に安いので利用したい方も大勢いますが個人的には電車、空港バスのある時間はそれらをオススメしています。
日中はバンコク都内の渋滞が酷いこととタクシードライバーが目的地にたどり着けないことが多々あるという事情もあります。
3. 貴重品はどうすればいい?
タイをはじめ多くの東南アジア諸国は治安が良い国が多く危険な目に遭うことはそうそう無いと思いますがたとえバンコクでも当然のようにスリはいますので移動時の貴重品は体の前側に持つだけでも被害の確立は格段に減ります。
観光地はもちろんのこと大通りなどにもスリがいる可能性はありますし、宿によってはお客さん(さん付け?)や宿の関係者が関わっていることがあることも聞きますので貴重品の管理だけは怠らないようにしてください。
パスポートも本来携帯義務があるとされていますがバンコクで警察にパスポート提示を求められた話は聞いたことがありませんし盗難、紛失を防ぐために当宿では宿に置いておくことを勧めていますが宿によってはセキュリティに問題があることもあります。
当宿では何かあった時の備えて念のためパスポートコピーを持ち歩くことを推奨しています。
4. 観光地で気を付けること
バンコクをはじめ海外旅行あるあるですがぼったくりには十分注意しないといけません。
タクシー料金は先ほどバンコク各空港から都心部までメーターで200バーツと書きましたが距離にすると25キロほどあります。
例えて言うなら東京~横浜、大阪~神戸ほどの距離がありますがそのくらいの距離走って200バーツくらいが目安です。
ゴーゴーバーエリア、ナイトマーケット、3大寺院、カオサンなどの有名観光地でタクシーを拾うとたとえ2~3キロの距離でもどんなにガンバって交渉したとしても200バーツまでしか下がらないことも普通にあります。
タクシーを拾う時はなるべく流しのタクシーを拾うようにしましょう!
最近はみなさんホントにGrabを使う人が増えたのでまだ使ったことのない人はぜひ試してみてください。
トゥクトゥクに乗りたい!
バンコクに来たからには日本ではなかなか体験できないトゥクトゥクに乗りたいという方もいるでしょう。
トゥクトゥクには料金メーターが付いていないので観光地などで乗車交渉になったときはタクシーより確実に割高になりますが遊園地のジェットコースターに乗る気分でアトラクション料金を払うと思えば納得出来るかと思います。
5. 現地でのお金はどうするの?
先ほど一部書いた両替についてですが街中の両替所は営業時間が決まっており多くの場合、朝10時前後から夜8時くらいが一般的な営業時間ですが繁華街に行くと一部遅くまで営業しているお店もあります。
一方、ATMは24時間利用できますが現地でタイバーツを海外発行クレジットカードでキャッシングする、またはデビットカードで引き出す場合引き出す金額に関わらず一律220バーツ(約800円)の引出し手数料が掛かります。物凄く高いです!
ただ多額の現金を日本から持ってくるのは非常にリスクが高いのでカードも必要です。
学生がクレジットカードの海外キャッシング枠を利用するにはいくつかの条件が必要ですのであらかじめデビットカードを用意しておくのも大いに有効です。
うちのお客さんでもたまにあるのが日本からの所持金がわずかで日本から持って来たカードが1枚のみ、しかも海外キャッシング設定がされていない場合や現地ATM使用時に抜き忘れて飲まれてしまったり(タイのATMは現金が出てきてからカードが出てくるので注意)紛失、盗難の可能性もあるのでカードは複数枚あったほうがイザというときに助かります。
カード会社本体で発行しているJCBカードだと引出し手数料が無料になる裏技もあります。
本当にどうしようもない場合の最終手段として1週間程度の日数が掛かりますが日本からの海外送金という手段もあります。
6. お土産にタイパンツが欲しい!
バンコクに来たら絶対にハズせないタイパンツ。初めてバンコクに来た方皆さんにお土産や現地着用として涼しげなタイパンツは大人気です。
3大寺院周辺ややカオサンなどの観光地では200バーツ以上で売られている場合がほとんどで観光地ではなかなかディスカウント出来ませんがMBK(ショッピングモール)では限りなく100バーツに近い値段までディスカウント出来ますし当宿の近所のローカル大型スーパーマーケットBig-Cでは普通に100バーツで売っていて私の中ではタイパンツは100バーツが相場だと思っています。
また、タイパンツを穿いていると初めてタイに来た観光客というのがバレバレに分かってしまうので観光地でタイ人商売人にカモられやすいというのもあります。1年中暑いバンコクでは薄くて穿き易くて気持ちイイんですけどね。
ご注意を
ちなみにバンコクのお寺で短パンでの入場が禁止されているのはワットプラケオ(王宮)のみで他のお寺などではタンクトップやキャミソールなどは禁止との張り紙がありますがそれ以外の服装の制限はありません。
7. 詐欺まがいぼったくり事例
以前から3大寺院やカオサン付近で現地タイ人にうまいこと誘われてチャオプラヤークルーズチャーター船ひとり1000~2000バーツなどのぼったくりもよく聞きましたが最近では国鉄フワランポーン駅から列車でアユタヤに向かおうとMRTフアランポーン駅の改札を出たところに「tourist information」のプラカードを下げて駅係員を装った中年タイ人女性が「アユタヤ行きの列車はあと2時間待たないといけない。こちらのタクシーサービスを利用したほうがいい」と親しげに英語で話しかけてきてそのまま国鉄駅構内の切符売り場から一番遠い場所に連れて行かれて詳しい説明をされ、交渉にもよりますが安くなったとしてもひとり当たり1000バーツになりますがアユタヤ往復と現地遺跡巡りもしてくれると言い、そのタクシーサービスを1000~2000バーツ払って利用した当宿の大学生のお客さんが最近だけですでに2組います。
ちなみに上の画像はフアランポーン駅舎のイメージ画像ではなく実際に年配ご夫婦と大きな息子さん2人の日本人4人家族がカモられそうになっていたので駅舎の写真を撮りに来ていた私がお節介にも助けました。
ピンクの柄のシャツ着ている女性が正にプラカードを下げている張本人で日本人家族の横で少しだけ話を聞いていた私が間に割って入ろうとするとグルであろう別のタイ人男性が私の肩を触ってきて制止するような素振りを見せましたがそのまま無視して日本人家族に説明して事なきを得ました。
ご家族の旦那さんに聞くと3大寺院とアユタヤ往復と現地観光も込みでひとり約2500バーツというではないですか!
ニセ係員の話では前記の通りあとアユタヤまでの列車があと2時間くらい来ないのでぜひタクシーサービスをご利用くださいと。
皆さんも正しい情報は必ず窓口で確認してくださいね。
実際に個人で行く場合、列車であれば片道2等エアコン席で60バーツ、3等ノンエアコン席で15~20バーツで行けてしまいます。現地で自転車を借りれば50バーツほどで遺跡巡りが出来ます。
現地でトゥクトゥクを借りる場合少々割高ですが1台辺り1時間200バーツが相場です。1人ではなく1台当たりです。
こんな事例も
先日宿泊された男子大学生もカオサン通りを散策中にタイ人男性から声をかけられ旅行代理店に案内されて相場が分からないままアユタヤとチェンマイを巡る1週間のツアーを申し込んでしまったそうです。
ツアー内容はバンコク~アユタヤ~チェンマイの列車(寝台含む)の往復とチェンマイ象乗り現地ツアー1日分とチェンマイの安宿5泊分の宿泊代で10、000バーツ也!
象乗りツアー以外は全て渡されたチケットと案内書き通りに自分で移動したそうで現地案内人はいなかったそうです。
仮に私の試算だと個人で手配すれば5、000バーツほどで行ける行程なので半分は手数料になった計算です。
国鉄フアランポーン駅周辺や3大寺院、カオサン周辺はトゥクトゥクドライバーが声をかけてくる場合も多く、少しだけ手口を変えただけの似たようなぼったくり事例が多数あるので注意が必要です。
ぼったくりはほとんどがお互い同意の上でのことなので旅行者自身が気を付けることで簡単に防げます。
また、何かおかしいな?と不審に思ったときは毅然とした態度を取ることも大事です。
あなたに明らかな落ち度がない限りこの手のことで重大な事件に発展することはまずありえないと私は思います。
長文失礼いたしました。
それでは皆さん楽しい旅を!
1. 空港でまずするべきこと
2. 空港からの移動手段は?
3. 貴重品はどうすればいい?
4. 観光地で気を付けること
5. 現地でのお金はどうするの?
6. お土産にタイパンツが欲しい!
7. 詐欺まがいぼったくり事例
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