【バンコクで異文化体験!】タイ・シーク教寺院の無料インドカレー
バンコク旧市街インド人街シーク教寺院の無料インドカレー
以前も紹介したバンコク旧市街パフラット地区(インド人街)にあるシーク教寺院で食べられる無料のインドカレーを再度紹介します。
ここ、インドシーク教寺院で無料で提供される本場のインドカレーは肉を一切使わないベジタリアンカレーのみで日替わりでひよこ豆や金時豆、レンズ豆など各種の豆カレーやほうれん草カレー、ジャガイモカレーなど、日によってはカレーだけで何種類も提供される事があります。
主食はライスとチャパティの2種類、飲み物もチャイと水があり、プリンなどのデザートが提供される日もあります。
スパイスも日替わりなので味付けは日によって甘口だったり中辛だったりしますが調理には本場インドのスパイスのみを使用しているのでタイカレーのように唐辛子が入っている事はなく激辛カレーが出てくることはありません。
基本的におかわりするのには作法がありますので一度によそうようにして好きなだけよそう事ができます。
インドの方は右手のみで食事をする、と思っている方も多いかと思いますがそれはヒンドゥー教徒の作法でシーク教徒は両手を使って食べますし当然スプーンも使い、時にはお皿を持って食事もしますので食べ方は自由です。
チャイと水はおかわり自由で係の人が注ぎに来てくれます。
こちらの寺院では人種や宗教に関係なく誰でも食事を頂くことができますが食事を頂くルールとして1階を除いた上階に上がるには靴を脱いで髪を隠す事、この2点だけで礼拝に参加する必要はありません(極端に露出の多い服装は避けたほうが好ましいです)
靴は1階エントランスホールに預り所があって髪を隠す貸し出し用のバンダナや女性用に綺麗なスカーフもあって上階に上がる階段脇に置いてあります。
階段を上がると3階が食堂になっていてさらに5階に上がると礼拝堂があってシーク教徒以外の方でも礼拝に参加することが出来ます。
月曜日から土曜日は朝8:00~10:30、日曜日は朝8:30~13:00まで食事が出来るので個人的には日曜日のランチタイムに行く事がほとんどです。
カレーは無料で食べられますが食堂階出入り口付近にお布施ボックスがありますのでお気持ちとしてお布施することもできます。もしお布施する時は小銭(硬貨)は入れないほうが賢明かもしれません。
私はここのベジタリアンカレーが大好きでよく行くのでタダでは申し訳ないと思い、ほんの僅かながらお布施してきます。
食事を終えたシーク教徒の方が自分のお皿を下げる時に他の方が食べ終えたお皿も一緒に下げてくれることがよくあったり、宗教上の教えもあるのかと思いますがシーク教の方は親切で振る舞いが丁寧な方が多い印象を持っています。
無料のインドカレーが食べられるのはもちろんありがたいことですが普段馴染みのない宗教寺院で食事を振舞われるだけでなく、シーク教徒の方の普段の振る舞いや生活習慣を垣間見られるようで貴重な体験が出来ます。
こちらの記事もどうぞ
・タイ・バンコク最古参!老舗日本料理屋のボリューミーな海鮮ちらし丼
・チャオプラヤー川を臨むイタリアン屋台の絶品レバーペーストトースト
・満を持してクロントーイの美味しいガパオライス屋台のご紹介!