【2019年最新版】日本からバンコクに猫のお引越し手続きまとめ
【2019年版】日本からバンコクに猫をお引越し顛末記
日本在住の知り合いがバンコク移住を機に飼い猫も一緒に連れてくるということでお手伝いしたときの記録です。(画像はタイ動物検疫所で作成してもらった動物入国許可証)
知り合いがバンコク移住を決めて実際に飼い猫の移住の手続きを始めたのが2018年9月、、、まずは順番に
(1)マイクロチップを装着
従来、個体識別用のマイクロチップ装着は日本再入国の際の条件として必要でしたが2017年からは日本に再入国しない場合でも必要になりました。参考費用5、402円
(2)狂犬病予防接種
あらかじめタイの動物検疫所に直接伺ってもらってきた書類の項目によると、狂犬病予防接種の回数が明記されていなかったので改めて伺ったところ予防接種1回目の証明書があれば問題ないとのことで結果的に1回目の証明書で出入国は問題なく出来ましたが予防接種を有効にさせるのは計2回の接種が必要で2回目はタイの動物病院でも可能です。
(3)3種混合ワクチン予防接種
猫カリシウィルス、猫ヘルペスウィルス、猫汎白血球減少症
参考費用 (2)狂犬病、(3)3種混合ワクチン両方合わせて9,925円
(4)外部寄生虫駆除
外部寄生虫駆除は当初、タイの動物検疫所でもらってきた必要種類の中に含まれていなかったので必要ないのではないかということになり、実際に外部寄生虫駆除証明書なしでタイ入国許可証は発行されたのですがその入国許可証と一緒に添付されていた書類に入国に必要な書類として記載されていたので日本出国3日前に念のため改めて用意しておきました。
参考費用8、890円
【ご確認を!】
狂犬病抗体検査は私の知り合いの場合、今後日本に連れて帰る予定が無いので省略しましたが今後ペットを日本に戻す予定の場合は狂犬病予防接種2回目の接種後7日~14日後内に動物病院で採血し血清を作ってもらい一般財団法人生物化学安全研究所へクール便で送付後、証明書を送ってもらう必要があります。
血清作成費用約1、000円
証明書作成費用13、000円
まずこれらの証明書を揃えます。
その後、知り合いの仕事の都合に合わせて2018年12月後半に年明け1月下旬の日にちでペットが同じ便に乗せられるかを確認ののち航空券を購入し、12月下旬に飼い主のパスポートコピー、タイ入国許可申請書、ペットのカラー写真コピー、マイクロチップID証明書コピー、狂犬病予防接種証明書コピー、3種混合予防接種証明書コピー、外部寄生虫駆除証明書コピーをタイのスワンナプーム国際空港の動物検疫所へ国際FAXし、入国許可証の発行を待ちます。知り合いの場合は念のため翌日にeメールも送ったそうです。
ちなみに手引書には日本出国1週間以内に受けた健康診断書が必要とありますが実際には日本の出国空港でペットを預ける時に健康診断が行われますので出国1週間以内の健康診断は実質必要ありませんが出国当日の健康診断次第で出国できない可能性を無視できない場合は万が一の場合に備えてむしろ早い段階で健康診断を受けておいて対処できるようにしておいたほうが賢明かもしれません。
他の方が書かれているブログでも散見されますがタイ入国許可証の発行には時間が掛かる場合が多く、時間に余裕を持って少なくとも2ヶ月前には申請したほうが良いと書かれていたりしますが私の知り合いの場合もご多分に漏れず渡航予定日の1ヶ月前に申請をすることになってしまい、申請後は現地検疫所から何ら途中経過の連絡も無いままただただひたすら待つという状況になり、3週間経った時点で私の知り合いもいたたまれずにたっての願いで私が申請書類のコピー一式を持ってスワンナプーム空港敷地内にある動物検疫所に直接向かうことにしました。
動物検疫所はスワンナプーム空港旅客ターミナル北西側の物流会社や輸出入関連施設と同じブロックの「FREE ZONE」の一角にあり旅客ターミナル1Fの3番、8番ゲートからシャトルバスも出ています。
FREE ZONE敷地内の色んな人に聞いて辿り着いた検疫所の窓口で必要書類一式を手渡して丁重に直談判するとそのまますぐに手続きを始めてくれました。
途中、係員からのいくつかの不明点の質問に答えながら1時間ほどで無事入国許可証を入手することが出来ました。
係員もとても丁寧で直接行くとこんなにも簡単に作成してくれるものなのかと拍子抜けしましたが、と同時にここの部分が非常に大事であるとも感じました。
確かに窓口の数人の担当者で世界中から集まるであろう申請書を順番にこなしていって1件当たり1時間掛かるとなると膨大な時間が掛かるのは想像できました。
【スワンナプーム空港動物検疫所】
開所時間 平日8:30~16:30
土日祝日休み
早速タイ入国許可証を持ち帰り写真を撮って日本の知り合いに画像をメール添付で送付して許可証問題は無事終了!
あとは知り合いが成田空港動物検疫所に1週間前にファックスで輸出検査申請書を提出して(メールでも可)当日受付時間の事前確認連絡をもらってからフライト当日に猫を連れて出発時間の3時間前に成田空港動物検疫所で輸出検査を受けた後、通常のチェックイン手続きを済ませていざタイへ!
知り合いはタイ航空で来ましたが航空券代とは別に動物運搬料金ケージ込みの重さ10kg以内で200USドルでした。(当時のレートで22、000円)2018年中頃までは100USドルだったそうです。
機内ではペットは客室と同じ空調設備の荷物室で運ばれて無事タイに到着。
タイ到着後、飛行機を降りてそのままバゲージクレームエリア1番端の動物検疫所で輸入ライセンス料金510バーツを払ってお待ちかねの猫とのご対面。
その後一般検疫所で輸入税1000Bを払い無事タイ入国となりました。
ちなみに今後、同一ペットのタイの出入国があった場合、初回に払った輸入税のレシートを持っていれば次回以降は免除となります。
以上、日本からタイへのペット持ち込みレポートでした。
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