ツアーじゃない!バイクで巡るカンボジア第二の世界遺産プレアヴィヒア
カンボジアの旅その2:登山道を登るカンボジア第二の世界遺産プレアヴィヒア
シェムリアップ滞在3日目は朝からレンタルバイクでカンボジア第二の世界遺産プレアヴィヒア遺跡に行ってきました。
シェムリアップから北東方向のタイ国境沿いにあります。
プレアヴィヒアまでの道路は全て舗装されておりますが途中、所どころ街道沿いに村がある以外はひたすらこんな道が続きます。
実走距離片道250kmあって食事、トイレ休憩、給油などしながら5時間の道のりでした。
心配していたガソリンスタンドは大きな村にしかありませんが、どこにでもある小さな雑貨店の店先に必ずと言っていいほどペットボトルでガソリンを売っているところがあったのでガス欠の心配はありませんでした。
5時間の道のりの後辿り着いたこの山の頂上に遺跡があって山の反対側はタイ国境です。
今回わざわざレンタルバイクで来たのは山頂まで歩いて登る為で、通常の車やバイクで登るよりも時間が掛かるので一般のツアーは使いませんでした。
通常のツアーの場合は写真左側からバイクや4輪駆動車に乗り換えて登りますが写真右端から登山道が延びています。
歩いて登るにも拝観チケットは必要で麓のチケットオフィスでチケット購入します。(10$)
太古の昔から使われていた古道なので一部角度の付いていない石段もありますがほとんどは木製の階段が新たに整備されていて登りやすいです。その段2242段。標高625mで東京でいう高尾山くらいです。
以前はタイ側からの登山道もあったらしいのですが現在は国境封鎖されています。
途中、要所要所に管理小屋のようなものが設置されていて実際に人が住んでいます。
スムーズにいけば1時間のトレッキングで、現在は山頂まで車道が延びているので歩道を使う人はほとんどいないので雰囲気的には富士山吉田口1合目から5合目登山道までのような寂しい感じです。分かりづらいかな?(笑)
無事、1時間のトレッキングを終え遺跡にたどり着きました。
頂上に着いた途端、雷雨に見舞われましたが30分で止み遺跡巡りを続行。
今や遺跡よりも断崖絶壁からの景色が名物になった感がありますが、、、その後、下山。
プレアヴィヒアからの帰り道は早々に暗くなり急いで帰りたいものの月明りもなく街灯もない道を散歩中の牛や道路に寝そべる野良犬に最大限注意しながら(相当気を使いましたね)時速70kmでひたすら走り21時半に宿到着。
3日目の移動中の食事。
上段の2枚が道中、中間点の大きな町アンロンベンの食堂でクイティアオ。
下段左:プレアヴィヒア遺跡チケットオフィス脇の食堂の鶏肉高菜風炒め定食。
下段右:帰りの街道沿いの具沢山甘辛インスタント焼きそば。
いずれも4000リエル(1ドル)
タイ国境からほど近いアンロンベンやプレアヴィヒアの街などでさえも英語はもちろんのこと、タイ語も通じないことにびっくりでした。
それでもツアーでは回れない現地の人々との交流やローカル食堂での食事など短い時間の中でも楽しい体験の連続でした。
翌日の最終日4日目はかなりクタクタになりながら遅い時間に起きて乗り合いタクシーで国境沿いまで移動してハム野菜を挟んだフランスパン(ヌンパンパテー)とビールで遅い昼食。
ゆっくり、たっぷりとカンボジアビールを堪能してから越境後、バスにて無事バンコク着。
【タイ=カンボジア国際列車運行再開工事進捗状況】
現在、タイ=カンボジアの国際列車の再開に向けて工事中。
国境沿いの線路はすでに完成しています。
公式発表では2016年末に完成予定なので2017年中に完成すると期待しています(笑)
2018年8月現在カンボジア国内の一部運行開始されましたがパンコク~プノンペン間の運行はもうしばらく時間が掛かりそうです。
カンボジア旅その1はこちらから
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