シラチャーでシャコのガパオ食べてパタヤでローカル麺食べるバイク旅
シラチャーでシャコのガパオ食べてパタヤでローカル麺食べるバイク旅
タイに来るようになってから10年余り、バンコクで宿を始めてから4年以上経っていますが観光リゾート地として世界的にも有名なパタヤに恥ずかしながら今回初めて行ってきました。
出発の朝に仕事の用事を済ませてからいざ出発!という時に空が暗くなってきたのにそれでも構わずとにかく行こう!と思い愛車の小型バイクに跨り出発したもののわずか10分で突然の大雨に見舞われて止む無く宿からたった3駅のBTSプラカノン駅で、自分の普段の行いの悪さに反省しながら雨宿りをすることに。
小一時間ほどでようやく雨が止んできたので改めてバイクで走りだしたのが午前11時。
その後は順調に空が明るくなってきてバンコクを抜ける頃には晴れ間も見えてきてそこからはバンコク隣りのサムットプラカーン県をひたすら東に走り、さらにピンクのガネーシャで有名なチャチュンサオ県も超えてパタヤのあるチョンブリー県に入ります。
まもなく本日のランチの目標地点、チョンブリーの人気海鮮食堂パーオンソイクアンに到着。
この時点で昼の13時前でしたがさすがの人気店で少し順番待ちした後、ここのお店に来ることがあればシャコを食べることを前から決めていたので着席すると迷うことなくシャコのガパオライスを注文。
運ばれてきたお皿にはふんだんに使われたホーリーバジル(ガパオ)とシャコを唐辛子でしっかり辛めに味付けしたものが白米の上にたっぷりと盛られてボリューミーな見た目にワクワク感を覚え、実際に口に運んでみると唐辛子の辛味とシャコの濃厚な海の香りが相まって申し分ない!
ビックリしたのはかなりローカルだと思っていたお店なのに日本語メニューがあったこと!
確かにすぐ近くのシラチャーに住む現地駐在日本人が大勢いるのでちょっと足を延ばして来られるお店ではあるなと思いました。
新鮮なシャコでお腹を満たしてからチョンブリーのセブンマイルブリッジ?と呼ばれるチョンブリーコースタルブリッジへ。
チョンブリーの海岸線から浅瀬に迫り出した南北に5キロほど延びる風光明媚な海上橋でタイ人ライダーの間ではちょっとしたドライブポイントになっているところ。
実際に走ってみるとなるほど道幅が広くフラットで吹き抜ける海風が気持ち良くて海辺に来たことを体感できる。
南北に延びる橋の中ほどには毎週土曜の夕方だけではあるがシーフードマーケットが開かれる。
まもなくチョンブリーを後にしてさらに南下、目指すはベトナム戦争時アメリカ軍の保養地として栄え、今もなお世界から多くの観光客が押し寄せる本日の目的地パタヤへ。
パタヤの中心部に着いたのが午後4時。
先ずはバイクで街を散策。海岸線のビーチロードをまっすぐ抜けてそのままパタヤの代名詞の繁華街ウォーキングストリートへ向かったもののまだ明るい時間で繁華街は閑散としていたので折り返してビーチロードの一本内陸側のセカンドロードをくまなく走ってから本日の宿探し。
ネット検索してみるとソイブッカオという通りにゲストハウス街があるらしいので早速行ってみた。
が、ある程度予想はしていたものの欧米人が昼間から酒をあおるバーが立ち並んでおり、何件かあたってみた宿もいまいちピンとこないので思い切って郊外に移ってみることに。
中心地からおよそ東に5キロ、バンコクから繋がっているスクンビット通り沿いの安宿に決めて早速、夜のウォーキングストリートを散策しに出掛けた。
パタヤに来てウォーキングストリートにいかない訳にはいかないので一通り歩いてゴーゴーバーも冷やかしで覗いて自分なりに満足感を得たので帰りがけに屋台で買ったぶっかけ飯をつまみに宿でひとり酒をかっくらってそのままふて寝。
翌日は前日の長距離移動の影響もあってかガッツリ朝寝坊してパタヤから一番近い離島・ラン島に行く計画はあっさりボツに。
ゆっくりランチでもしようと探したのがタイ国鉄パタヤ駅から1,5キロ離れた日本人も欧米人も来ないであろうタイ国鉄線路脇のローカル食堂クイティアオパクモー。
注文したのはこの店の店名でもあるトムヤム味のパクモー。
パクモーとは米で作ったモチモチの薄皮に各種色とりどりの具材を巻いたクイティアオの一種。
一緒に運ばれてきたトムヤムスープには骨付きの豚肉がお椀狭しと鎮座していて圧巻の光景でした。
トムヤムスープはしっかり辛いのに骨付き肉の他にひき肉や砕いたナッツの相乗効果で美味しさが後を引いて気が付けば最後の一滴まで完食です。
夕方にはバンコクで仕事の用事があったので余韻に浸る間もなくバイクに跨って帰宅の途に。
往復およそ300kmのバイク旅でした。今度は離島にも渡らないと。
チョンブリー・パーオンソイクアン
チョンブリーコースタルブリッジ